MoKa流学会の歩き方

薬剤師

こんにちは!病院薬剤師のMoKaです。

薬剤師の中にはまだ学会に参加したことがない方もいるのではないでしょうか。

学会参加はハードルが高いとイメージがあるかもしれませんが、私はそんなことはないと思います。

まだ学会に参加したことがない方や初めて学会参加を予定されている方が少しでも安心できるように、10年以上にわたり、様々な学会に参加してきた経験を持つ私、MoKaが学会参加のコツをお伝えします。

MoKaがこれまで参加した学会
  • 日本緩和医療薬学会
  • 日本緩和医療学会
  • 日本サイコオンコロジー学会
  • 日本静脈経腸栄養学会(現在は日本栄養治療学会)
  • 地方の病院薬剤師会の学会

学会中は両手フリーがよいです

ポスター発表では椅子に座ることなく立ったままポスターを観たり発表を聴いたりします。

その時に片手で荷物を持っているとメモが取れずかなり不便です。

鞄はリュックかショルダーバッグにすることで、両手が空きメモが取りやすく、発表も聴きやすくなります。

遠方から学会に参加しているのでキャリーバックとはどうしたらいいのと思いの方も安心してください。

クロークが準備されていることが多いので、そこへ大きな荷物は預けましょう。

ただし、クロークの有無は学会前にきちんと確認してください。

人気のセッションは早めにスタンバイ

聴こうと思っていた講演の会場にいざ行ってみると、会場入り口から人々が溢れている。

学会ではよく目にする光景です。

聴きたい講演が満員で入れないこともあります。

最近では学会終了後もオンデマンド配信で聴講できるケースもあるので、もし会場で聴けなくても後で聴講できることもあります。

本当に「聴きたい」、「演者の先生に質問したい」と思っている場合には、席を確保するために早めに行動しましょう。

ランチョンセミナーを活用

学会では医薬品メーカーなどが共催するランチョンセミナーというのもあります。

ランチョンセミナーでは昼食が提供されることが多く、食事をしながら講演を聴くスタイルです。

学会にもよりますが、ご当地弁当が提供されることもありますので、その土地の食事を楽しみながら、勉強することができます。

注意点としては事前に参加登録が必要な場合もあるので、学会参加登録時に確認しましょう。

質問は積極的に

学会に参加するならぜひ質問をしてください。

多くの人の前で質問するなんて恥ずかしいと思いますが安心してください。

私も学会で質問したことがありますが、緊張して自分の名前や勤務先を言わずに質問してしまったことがあります。

とても恥ずかしかったですがいい思い出だと思っています。

あと、学会で発表される演者の先生は、発表の経験が豊富な先生が多いです。

もし質問が伝わらなかったどうしようとか心配されるかもしれませんが、経験豊富な先生は上手に聴き取ってくれて、分かりやすく教えてくれます。

大きな会場でたくさんの人の前での質問が難しいと思う方はポスター発表で質問してみましょう。

ポスター発表は演者との距離が近く、質問がしやすい環境です。

また、発表後は演者との交流も可能なので、名刺交換がしやすいためポスター発表での質問はオススメです。

インプットはアウトプットのために

学会では多くの情報を得られますが、それを自分の仕事や部署に活かすための行動に移すことが重要です。 

インプットだけして何もアウトプットしなければ、学会参加前と何も変わらないし、せっかくインプットしたこともすぐに忘れます。

学会参加後はぜひアウトプット=行動に移しましょう。

私のアウトプット方法としては学会終了後はすぐに得た学びや知識をパワポなどにまとめて同じ部署の人たちに共有します。

そうすることで自分自身で情報の整理もできますし、同じ部署の人と情報を共有することで他人に伝える練習にもなります。

ポイントは学会終了後、すぐという点です。

後でしようとしても人間はすぐに忘れます。

得た知識や情報がアツアツのうちに整理しましょう。

発表を目指して

学会参加の目的は最初うちは聴講するだけかもしれませんが、いずれは自分も発表者としてステージに立つことを目指しましょう。

ですが発表には膨大な時間と労力が必要です。

仕事が忙しいのにそんな時間がないよ、発表なんて自分には無理だと思うかもしれません。

ですが、発表を目指すことでまとめ方だったり、話し方だったり学べることがたくさんあります。

初めから上手くできることはないし、自分だけでは分からないこともあると思うので、身近な発表経験者に教えてもらうのも手です。

こんな私でも3回発表(口頭1回、ポスター2回)していますので、皆さんもできると思いますからぜひ目指しましょう。

体力の管理を忘れずに

学会は長時間立ち見することもあるため、学会期間中は体力を温存することが大切です。

体力を温存するためにいつもだったら階段を使うところを、エレベーターなどを使うこともオススメです。

学会を楽しむための体力は残しておきましょう。

まとめ

今回はMoKa流の学会参加についてお伝えしました。

  • 荷物はリュックやショルダーバッグなど両手フリーがよい
  • 人気のセッションは早めにスタンバイ
  • ランチョンセミナーを活用
  • 質問は積極的に
  • インプットはアウトプットのために
  • 発表を目指して
  • 体力の管理を忘れずに

MoKa個人の考え方ですが、誰かの参考になり学会に楽しく参加できることを願います。

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